みなさんこんにちは。
みなさんこんにちは。
四月五日、日本民主青年同盟は、日本共産青年同盟(共青)として誕生してから九十周年を迎えました。
創立当時の日本は、国の全権限を天皇が握り、アジアへの侵略を進めていました。青年たちは、徴兵制や過酷な労働など、無権利な状態におかれていました。こうした暗黒社会のなかで、青年の暮らしの向上、自由と民主主義を求める熱い情熱を胸に秘めた十数人の青年が、現在の東京新宿区西早稲田に集まり、共青の創立会議を開きました。
その日から九十年。「国民が主人公」「侵略戦争反対」をうったえた共青のたたかいは、「主権在民」「恒久平和」を原則とする戦後の日本国憲法に実りました。他国の青年運動に干渉し、いいなりにさせようとしてきたソ連とのたたかいは、ソ連崩壊によって民青の側に正義と道理があったことを示しました。世界中で、人権と民主主義の原則は大きく前進し、植民地だった国々は次々と独立しました。戦争を許さないルールと平和の共同体が世界各地にひろがりました。この歴史には、社会進歩をめざした無数の先輩たちと人々のたたかいが刻まれています。
今日、私たちも、不当な社会の現実にあきらめず、青年が人間らしく生きられる社会、戦争も核兵器もない平和な世界をつくるために力をあわせています。若者生活実態調査、いじめ・体罰を考えるしゃべり場やアンケート、原発ゼロをめざすデモや学習会、憲法9条を守るキャンペーンなど、青年の「なんとかしたい」という願いに心を寄せ、連帯と行動をひろげています。科学的社会主義と日本共産党の綱領を学び、「社会は変わるし、変えられる」「変えていくのは自分たち」という展望と生き方を育んでいます。社会のあり方に目をむけ、模索をつよめる多くの青年が仲間に加わり、社会を変える主人公へと成長しています。
語り合い、学び、共に成長できる。民青は社会変革の思いを形にできる存在になっています。
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